炭素繊維への愚問
炭素繊維は航空機や自動車などいろいろな所に使われ始めています。その大きな特徴は鉄と比べるとその重さが四分の一、さらにその強さは十倍と言われています。
そこで、素人考えになるのですが、それほどに強い性質ならば、現在使われている線路のレ-ルの代わりにはならないのだろうかということです。そうすれば、線路を電車などが走るときの騒音が減るのではないかと考えたのです。勿論、その場合には電車などの車輪も炭素繊維で作るのです。
炭素繊維は航空機や自動車などいろいろな所に使われ始めています。その大きな特徴は鉄と比べるとその重さが四分の一、さらにその強さは十倍と言われています。
そこで、素人考えになるのですが、それほどに強い性質ならば、現在使われている線路のレ-ルの代わりにはならないのだろうかということです。そうすれば、線路を電車などが走るときの騒音が減るのではないかと考えたのです。勿論、その場合には電車などの車輪も炭素繊維で作るのです。
今日のような宣伝社会ではいろいろなところに宣伝、広告が見られます。場合によってはこれでもか、これでもかといったように頻繁にテレビ、コンピュタ画面に現れます。
そこでふと思いついたのは道路に大きな宣伝の絵を描くことなのです。道路の多くは公共のものであるので、ある意味では行政にとっての収入源にもなるのではないでしょうか。たとえば、道路に大きなワインの瓶を名前入りで書くことにより、そのワインの宣伝になるわけです。
このようなアイディアに対してまず第一に返ってくる反応はそんな危険なものを道路に描くことは出来ません。つまり、そのような宣伝絵に気を取られて事故でも起こされたらどうするのですか、ということです。でも、ちょっと待ってください。何もそのような宣伝絵を高速道路面に描くのではないのです。同じ道路でも制限速度が30km/h, 40km/hのようなところでの話なのです。
つまり、そのような低速が制限速度になっているところでは当然のことながらゆっくり走らなければならず、またゆっくり走るので宣伝絵もよく認識できるのです。宣伝絵ではなくとも、学校のソバには道路面に大きな時速制限距離が描かれてあるのは別に珍しいことではないのです。
このような発想は誰も持っていないかもしれませんが、ある意味では自治体の収入源になるのではないでしょうか。
でもなぜこのようなアイディアが頭に浮かんだのかと言いますと、家の中から道路工事の補修跡を見ていたらその部分がワインの瓶にそっくりだったからです。
私の架空発明 (20)
最近の車に掲載されているいろいろな機械の性能はかなり向上しています。
例えば、バックするときに警音による音感で安全領域を知らせる方式とカメラで視覚により知らせる方式とがありますが、視覚による方式のほうが効果が大きいと思うのです。
そこで考えたのですが、視覚による方式ではカーナビと同じで、見なければ運転には影響が無いのです。そこで考えたのですが、このカメラによる方式をスイッチひとつで常に作動するようには出来ないものでしょうか。そのようにすることが出来れば後続の車の位置とか、停止時に車の後ろを通る人もみえることが出来ます。もちろん、バックミラーでも見ることは出来ますが、カメラ方式のほうがより広範囲にみることが出来るのです。
まあ、遊び心の感覚になるかもしれませんが、安全運転という観点からは意味があると思うのですが・・・・。これは発明の範疇には入らず単なる改造になるのですが、意義はあるのではないでしょうか。
しかし、このことを自動車メ-カ-、三菱に提案しても、帰ってくる返事は以下のような常套句でした。
「お問合せいただきました内容ですが、残念ながらそのような機能は設定されておりません。今後の安全法規の動向にもよりますが、将来的には各メーカーでそのような機能のカメラの開発も検討されていくのではないと思われます。 」
追加(2016 August)
最近の報道で、ドイツで試乗した「ミラーなしの車」のすごさクルマがカメラで“見ている”ものをドライバーも同時に見る」とありましたが、バックミラ-カメラを経験している人にはそのすごさはわかるのですが、現時点ではバック用の警告ブザがほとんど、カメラが付いている車は殆ど見かけません。
2020年の東京オリンピックに向けて国内体制の準備が報じられています。
そこで将来の東京五輪に向けて成田、羽田への鉄道網新設が計画されていますが、忘れてはならないのは海外からの旅行客は必ず大きなトランクを持って来日することです。現在ではいまだ空港からの都心行のバスが便利なのでかなり利用されていますが、もし、この新しい鉄道網のメリットが宣伝されたときに、旅行客がまず困るのはその車両内でのトランクの置き場なのです。このことは新幹線にも当てはまるのです。初めて日本に来た海外の旅行者は必ずあの大きなトランクと一緒に新幹線に乗り込みます。
このトランク置き場は現在の成田線には各車両の入り口に置かれていますが、これはあまり感心しません。なぜかと言いますと、海外での空港の非安全性感覚に慣れている外国人には車両の入口に自分のトランクを置くことはそこに置いたトランクが盗まれはしないかとの心配があるのです。つまり、自分の視野に入らない場所に自分のトランクを置いておくことに対する心理的不安感があるのです。いくら日本ではそのような心配はいりませんよ、と宣伝しても着いたばかりの訪問客にはなかなか理解できないのです。
そこで、現在のような各車両の入り口にではなく、車両の真ん中にトランク置き場を設置することです。同じトランク置き場を設けるのにもそのような些細な気遣いが必要だと思います。
それにしても新幹線に海外からの旅行客が大挙してあの大きなトランクと一緒に乗り込んで来たらどうなるのでしょうか。考えただけでも恐ろしくなります。中には無理矢理に席の上の荷棚に置くことができるかもしれませんが、トランクの大きさにもよりますが危険かもしれません。
このような対応は今から考慮してできるところから改善していくべきです。
自動車を運転していて、ブレ-キを踏むと車体の後部に赤ライトが点くのは誰でも知っています。それは後ろから来る車に対して、ブレ-キを踏んでいますよとの注意信号になり、衝突を防ぐ目的があります。
ところが、横断歩道では目の前に歩行者が歩いているときにはやはり運転手はブレ-キを踏まなければなりません。それは当然で、横断歩道を歩いている歩行者は優先権があるからです。ところが歩行者の立場になってみると横から来る車が、歩行者を意識してブレ-キを踏んだかとうかは皆目見当もつきません。
それで考えたのですが、自動車の前にもブレ-キ・ライトを歩行者が見やすい場所に設置することです。こんな簡単な装置でも歩行者にとってはかなり役にたつのではないでしょうか。このような簡単な装置で、歩行者の安全が少しでも得られるかもしれません。
歩道での歩行者と自転車乗りとの共存共栄を
朝日新聞の「異議あり」欄で吉村作治さんが怒りを込めて自転車の歩道走行の危険性を強調され、免許制にせよと叫ばれていました。確かに、日本の歩道での自転車通行は時として凶器が走っているような錯覚すら与えています。日本の都会での歩道では自転車が我が物顔で走り去り、危険そのものです。まったくヨーロッパではとても考えられないことです。なにしろ、時として警官までが自転車に乗って平気で歩道を走っていることすらあるのです。理屈では道路交通法により自転車が歩道を走ることは禁止されているのですが、日本の車道が狭く、したがって自転車乗りが車道を走るのは命がけになります。確かに、自転車乗りの人にとっては自分の命のほうが大事ですから、歩道を走りたくなるのは理解できます。しかし、だからと言って歩道に乗り上げて勝手にスピードを出して走り去るのは許せませんし、また極めて危険でもあるのです。つまり、自転車乗りの人は自分の命が危ないからといって歩道を走ることが、今度は他人に危険を加える可能性が高いことをすっかり忘れていることが大いに問題なのです。
ちなみに、道路交通法によると自転車は軽車両と位置づけられて、歩道と車道の区別のあるところは車道通行が原則であり、しかも罰則としては3ヵ月以下の懲役又は5万円以下の罰金となっています。しかし、ここでは原則としてとなっています。このことに関して問題なのは自転車は1978年の道路交通法改正で、「暫定的に歩道通行可」となり、この暫定措置が今日まで放置されてきているとのことです。なお、一部の歩道には「自転車の通行可歩道」があり、自転車走行の優先歩道が設定されている場合もあります。しかし、その逆の歩行者優先歩道と言うのは存在しません。
もっとも、厳密な法解釈では自転車が歩道を走れるのは、歩道の中央から車道よりの部分を通行すること、歩道を通行する場合すぐ停止できるような速度で徐行すること、歩行者の通行を妨げることとなるときは一時停止しなければならないこと、自転車通行指定部分がある時は指定部分を通行しなければならないこと、自転車通行指定部分(自転車優先歩道)については指定部分を通行し、又は通行しようとする歩行者がないときは歩道の状況に応じた安全な速度と方法で進行すること、となっているのですが、殆どの人はそのような細則のことは知らされていませんし、また知ろうともしません。更に、これらの細則違反の場合には道路交通法第63条の4第2項罰則により、2万円以下の罰金又は科料となっていますがこれも当然のことながら全く効果はありません。しかも、法律では歩道を自転車で通行できるのは、自転車歩道通行可の標識等がある場合、自転車を運転している人が13歳未満の子ども、あるいは70歳以上の高齢者、身体の不自由な人の場合、道路工事をしているとき、駐車車両や交通量が多いなど車道を安全に通行することができない場合となっていますが、このような条文も有名無実になっています。
このように歩道を走る自転車による被害を防ぐ方法は免許性にしてもあまり意味がないと思われます。その理由は自転車のスピード違反を摘発することが非常に困難だからです。歩道にまで監視カメラ、スピード測定カメラを設置することはあまりにも非現実的だからです。その代わりの方法としては如何に車道での自転車のスピードを落とさせるかの対策しかないのです。
その方法のひとつとして並行・位置違い型の二本の鉄柵を歩道の入り口と出口の両端に設置することです。あるいは花壇のようなものを置くことも考えられます。これらを並行・位置違い型にすることにより歩行者の流れを少しはよくすることができます。このような二重柵あるいは花壇を設置することにより自転車が歩道を出る時とか、歩道を出てふたたび前の歩道に入る時にはどうしても一端自転車から下りなくては再び歩道に乗り入れることができないようにするのです。もし、歩道の端から端までの距離が長い場合には歩道の中央とか、あるいは随所にこの二重柵を一定距離ごとに設定することです。この費用は行政体が負担することになります。もっとも、このような「異物」を歩道の出入り口に設置することは問題があるかも知れません。これに関してどのような法律があるのかはわかりませんが、歩道交通法のようなものはないようです。もし何らかの理由で歩道にそのような障害物を置いてはならないとの異論、反対があったときには道路交通法の基本に戻って自転車の歩道使用禁止を真っ先に厳重にすることが本筋であるべきでしょうとの反論ができるはずです。
さらにもう一点大切なことは、実際に歩道を走る自転車によって被害を受けたときには警察に被害届けを出すキャンペーンを行うことです。現在では歩道を走る自転車による歩行者へのけがなどの被害がどのくらいあるのかとの実態はあまり正確には掴めていません。このキャンペーンを継続的に行うことにより、自転車による被害の実態がより正確に浮かび上がることです。今まではほとんどのひとが歩道を走る自転車によりけがなどを受けてもみんな泣き寝入りです。なにしろ加害者はいち早く立ち去ってしまうからです。この自転車による被害は年々増加の傾向にあるとか報道されていますが、やはり被害者の声をもっと行政に届けさせる努力も必要なのです。
したがって、現時点では自転車で歩道を走っても前述の道路交通法の細則に従っていれば法律違反にはならないし、場合によっては自転車優先の区分のある歩道すら存在するのです。このような本末転倒的な妥協は、広義の意味では日本の道路事情がその根底にあるので致しかたがないのです。つまりこの問題はあまりにも根が深く、簡単には解決できないのです。ですから、現状を加味すれば、では歩行者はどのようにしたら歩道を走る自転車による被害を防ぐことができるかとの方法しかないと思うのです。それには歩道での自転車のスピードを如何に落とさせるかということがキーポイントになります。
(この提案は朝日新聞の「私の視点」欄に投稿しましたが、不採用になりました。)
なお、一部の場所では歩道での自転車走行を一方通行制にする試みがなされていますが、これはかえつて危険だと思います。つまり、従来はひとつの歩道に両方向から自転車が来るので、自転車乗りもそれなりに速度を場合によっては落とさないと前からくる自転車に衝突する可能性かあり、したがって、そのたびに速度を落としたり、相手の自転車をよけたりします。しかし、もし一方通行制にするとそのような心配がなく、しかも歩道での走行自転車の数も減り、さらに走りやすくなり、その結果、より速度をだして走りやすくなるからです。肝心なのは歩道を走る自転車の速度を如何に落とさせるかということを考えるべきです。
追記(2011/06/06)
財団法人・日本自転車普及協会が最近発表したデータによると、歩行中に自転車との事故を経験した約2000人のうち78・5%は「相手の自転車に逃げられた」と回答。警察に届け出た人は5・8%にとどまるとのことです。多くは軽傷だが、被害者はとっさに対応できず、謝罪も賠償もないまま泣き寝入りするケースも少なくない。ある意味では歩道上を自転車で走る人たちのモラルは極めて低いことになります。
追記(2011/12/15)
その後もいろいろな機会に自転車の歩道通行に対する意見が出ていますが、いずれも現実を無視したものばかりです。歩道の拡大とか、車道の拡大、車道の駐車禁止などなど。また、このような議論のときには必ず外国との比較がされますが、これは全くのナンセンスなのです。日本の車道と欧州の車道の違いを無視して、外国では良く整備されていて自転車専用のレ-ンが車道に設定されていることが取り上げられているのです。日本のような狭い車道のことは棚に上げて言葉だけの理論にすぎないと思うのです。現実を注視すれば、そのような議論が無理なことは自明のことなのです。したがって、やはり現状を維持しながら歩行者の安全を講じるのが鉄則なのです。
追記(2012/12/12)
最近になって自転車専用道路整備のガイドラインが示されていますが、これはあくまでも道路が広い場合にのみ可能なのです。東京都内の住宅街のような狭い道路ではとてもそのような自転車専用道路を設けることは不可能なのです。ですから、やはり、歩道に花壇のような障害物をところどころにおいて自転車の歩道上での速度を落とす方法を考えるしかないのです。
追記(2013/04/10)
きょうの新聞によると、10日午前0時10分頃、大阪市北区天神橋の天神橋筋商店街で、自転車で走行中の男性が、対向してきた自転車と正面衝突した。 男性は、同市生野区の会社員(50)とみられ、頭を打って意識不明の重体。このような商店街での自転車通行はいたるところにあるので、この際そのようなところでの自転車走行は禁止すべきなのですが、どうしてそのような簡単な措置がとれないのでしょうか。
追記(2014/Nov 30)
最近の雑誌に以下のような記事がありました。
自転車活用は、ロンドンと尼崎に学べ
江村 英哲
このような簡単な紹介記事がまともの雑誌に載ること自体が非現実的なのです。例えば、東京の住宅街ではとてもそのような自転車専用レインの設定は不可能なのです。実際に自転車が庶民に足になっているのは銀座のような幅の広い道路のある地区ではないのです。たんなる外国視察でその背景を考慮しないとたんなる希望的観測記事に終わってしまうのです。でもこんなことが記事になるということはなかなか日本ではこの問題は解決されないでしょう。
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