家系図作成の勧め (沢村田之助)
家系図作成の勧め (沢村田之助)
自分の家族並びにその親戚、さらには三世代か四世代前くらいまでの家系図をつくると意外な発見があるかもしれません。しかし、この家系図の作成というのは親戚中の生存者からの聞き込み調査が必要で、かなり困難を伴います。何しろ、明治時代にまで遡らなければ充実した家系図を作れないからです。
私の家系図の作成の中で、私の祖父母、つまり私の母の父親は大谷龍之介という人で、母はその人の五女だったのです。
ところがこの祖父、大谷龍之介は再婚し、その時に生まれた八女(再婚後の三女)、の大谷満津子(旧、千代子)という人が沢村宗十郎というひとと結婚し、その息子は沢村田之助(五代目)なのです。つまり歌舞伎役者なのです。意外な発見になります。現在の六代目の沢村田之助は紀伊国屋なのです。
なお、私の父親の親戚には元法務大臣の鈴木義男というひとがいるのです。私の父は福島の白河の出身で鈴木義男というひとも同じ白河の人です。