カテゴリー「美容・コスメ」の記事

2014年6月 2日 (月)

女性が香水を使う理由を知っていますか (*)

昔から女性と香水とは切り離せないものです。今でこそ男性も多少の香りをオデコロンなどの使用で匂いを発散させる人も居ますが、香水は女性専用と言っても過言ではないのです。

 

でも女性はなぜ香水を使用するのかの理由はなんなのでしょうか。意外と知らないのです。確かに男性にとっては女性の香水は魅力的ですが、もしそれだけならば男性も香水を使って女性を引き付ける努力をしても良いのですが、最近の傾向を除けは、昔から男性は香水などを付けるものではなかったのです。

しかし、最近に発表されたある研究で、香水と女性の顔の魅力との関係が証明されているのです。つまり、いままでなんとなくと考えられていた香水の効用は実際にあるのです。

その研究では、 若い成人18人が女性の顔写真を評価する試験の結果、女性の顔の魅力は、よい香り(バラの匂い)が漂う環境で判断するとより高まることが示されとのことです。また、よい香りは顔の老いや若さを強調しうるようであり、老いた顔をより老いていると判断させ、若い顔をより若いとみなさせるようです。ということは高齢の女性は香水を使わないほうが良いかもしれませんね???

もし、この研究をそのまま鵜呑みすると若い女性が香水を好むのはそれなりの科学的な理由が証明されているのかもしれません。したがって、香水などの使用は相手や自分のお互いの印象を左右するかもしれません。

文献
Pleasant smells increase facial attractiveness / Eurekalert

Odor Valence Linearly Modulates Attractiveness, but Not Age Assessment, of Invariant Facial Features in a Memory-Based Rating Task. PLoS ONE 9(5): e98347. doi:10.1371/journal.pone.0098347

 

 

追加(2014 Dec)
最近の研究では自分は若いと思うだけで生存率が高まるとのことです。このことから演繹すると女性が男性よりも長生きするのはもしかしたら化粧することにより自分は若いと思う心理的な影響があるかもしれません。


Feeling Old vs Being Old: Associations Between Self-perceived Age and Mortality. JAMA Intern Med. Published online December 15, 2014. doi:10.1001/jamainternmed.2014.6580

でも、この現象をさらに演繹すると、自分はまだ若いとい思っていること自体、長生きできるのかもしれません。ですから、「もう年だから」のような考えを持たないことが、健康的に長寿になるのかもしれません。ホントかな ??

 

そのように理解すると女性が長生きする傾向が強いのはそのような長生きする女性は案外、香水を若い時から使っていたのかもしれません。

 

 

2011年1月 9日 (日)

私の架空発明 (6) はげ頭に再び毛を (*)

はげ頭に再び毛を

 

 多くの男性は年をとると毛が薄くなり、とくに頭頂部からはげになります。ところが不思議なことにそのような人でも頭周部にはふさふさした毛が見られます。これは不思議とは思いませんか。世の中にはいろいろな毛はえ薬が氾濫していますが、いまだ革新的な毛はえ薬はないようです。確かに、ミノキシジルを主成分にした毛はえ薬はある程度の効果があるようですが、時として副作用があります。

 

  そこでふと考えたのですが、どうして頭周部には毛がふさふさしているのに頭頂部にはないのかといことです。このような場合にはホルモンの影響とは考えにくいのです。つまり、頭周部には頭頂部にくらべてホルモンの分泌が異なるとは考えられません。

  このような現象を日常生活の中から可能性のある因子として寝るときのことを思いついたのです。つまり夜寝るときには当然のことながら枕に当たる部分が頭周部になります。すなわち、夜寝ているときにはこの頭周部が絶えず軽くマッサ-ジされていることになります。さらに、適当な湿度が比較的まんべんなく保たれているものと考えられます。つまり、適度の刺激と湿気が保たれていれば頭髪は再生してくるのではないかと考えたのです。

 

したがって、夜寝るときには普通の枕ではなく、L字型の枕を使い、しかも布製のキャップをかぶって寝ればもしかしたら毛が再び生えてくるかも知れません。ただし、頭頂部にも枕が当たるようにするのです。

 

   実は、長年の円形脱毛症でまったく頭部全体に毛がまったくない中年女性が最適のカツラを手に入れることができ、それを着用してから二年目あたりに再び毛が生え始めたとの新聞記事が目に留まったのです。つまり、この場合にも日中はカツラをかぶることにより、適度の湿気が保たれ、また適度の刺激が頭皮にあったものと考えれば、当然のこともしれないと思ったのです。

 

   もし、この簡単な方法が実証されれば簡単なはげ頭退治法になるかもしれません。どなたか試みてはいかが。ただしある程度の辛抱が必要です。

 

このことに関して、不思議に思うのは頭頂部が禿の人でも鼻毛は伸びるのです。中高年の男性でよく鼻毛が伸びている人を見かけますが、どうして鼻毛はそのような人でも伸びるのでしょうか。鼻の穴の中は湿気が常に一定に保たれ、外気と常に触れており、いろいろな雑物が入り込んだりし、その結果鼻をかむことになります。したがって、鼻孔はある意味では絶えず刺激されているのかもしれません。そのような環境にあるため、鼻毛は伸びるのかもしれません。もっとも、女性の場合には鼻毛が伸びることはあまり聞いたことがありませんので、ホルモンが関与しているのかもしれませんが、よくわかりません。

 

いずれにしても、頭部をいつも湿潤状態に保っていることも重要なようです。市販の毛はえ薬にもアロエは頭部をつねに湿った状態に保つので、効果があるとされています。したがって、頭部をいつも湿った状態にしておくのは意味がありそうです。

 

このような考えが意味のあるものと仮定すると、帽子をかぶっていることは禿げ頭予防に貢献かるかもしれませんね。