日本人の早食い
しかし、この早食いという食事習慣はどこからきているのでしょうか。
例えば、麺類を食べるときには自然に早食いになりますよね。これはスパゲッティの場合も似たような早食いなります。確かに、蕎麦とかスパゲッティなどの麺類を何十回と噛む人はいないと思うのです。
麺類とかスパゲッテイのような場合には噛む回数が自然に短くなるのは普通なのです。このことは、自然現象で、これらの麺類を食べ時には同時に空気を自然に吸い込みながら食べることにより、味が微妙に変化するるのです。しかし、多くの人はそこまで考えながら食べる人は皆無なのです。このことに関連した、「空気の味」という内容を私は別なブログに書いてあります。
勿論、肉類のような硬いものを食べるときには自然に咀嚼回数が大きくなるのは当然の結果なのです。
でも、一般的に言って、普通の食事の時には早食いは,良くないのです。しかし、早食いの欠点という観点からの調査、研究は意外と少ないのです。
最近の報告によると、「早食い」は食欲を抑えるホルモンが出にくくなり、食べる量が増えて体重が増え、糖尿病になりやすい、とのことなのです。ただ、肥満の人は糖尿病のリスクがもともと高いため、早食いによるリスク増が頭打ちになっている可能性があるという。また、日本人でやせている人はもともとインスリンの出が悪い人が多く、速く食べると血糖値が上がりやすいとのことです。
私に言わせると、健康的な咀嚼回数は毎回、三十回の咀嚼なのです。私はいつもこの三十回の咀嚼をしているのですが、このことで一番困るのは、誰かとの会食の時なのです。そのような人達のほとんどはみな早食いなのです。誰も、三十回もの咀嚼を毎回する人はいないからなのです。
ですから、三十回の咀嚼は一人での食事の場合にしか実施できないのです。
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