留学の意義
留学の意義
海外留学は最近は多くの大学でとりいれられています。
しかし、日本の大学に在学中に海外の大学に行くというのが一般的なようですが、ほとんどの人が考えないのは、日本の大学を卒業してから、外国の大学に留学するということは殆どの人が考えないのです。
しかし、大学留学中での海外留学は多くの場合、一年間が普通の様で、たんなる経験で終わってしまうのです。もっとも、このような場合でも、将来的には自分の学歴には「。。。大学留学」とか、「。。。大学修了」などが書けるのです。もっとも、誰かさんのように「。。。大学卒業」と書いて、後になって物議を醸しだしていることもあるのです。最悪なのは単なる聴講生としていても、「。。。大学修了」のように書く人もいるのです、日本は学歴重視社会ですので、このような単純な海外大学での限定就学でもかなりの博が付くのです。
そのような日本的な環境にあるので、海外の大学を正式に卒業している人は極めて少ないのです。
しかし、海外の大学を卒業するということはかなりの良い経験にもなり、またそれなりの成果が見られるのです。
ではどのようにしたら海外の大学を正式に卒業できるのか。
それは、日本の大学を卒業してから、海外の大学に進学することなのです。例えば、同じ学部の履修ならば、四年とか五年とかの正規の大学課程での就学ではなく、日本の大学での就学単位をかなり認めてくれるので、二年くらいの在学でその外国の大学を卒業することができるのです。ただし、このような場合は日本と同じ学部への編入になるのです。
例えば、私は日本の大学の薬学部を卒業して、イタリアに行きましたが、イタリアのロ-マ大学の薬学部に編入、入学したのです。その場合は、日本の大学での履修科目の七割くらいが認められ、結果的には、すべての履修科目の三割くらいが、現地の大学で履修する必要がありました。従って、やく一年半くらいは現地の大学生活をすることになりましたが、最終的にはイタリア語での卒業論文を書いて、提出し、教授会の最終論文の議論、討論があって、合格することが出来ました。
つまりこのような留学では明らかに、・・・大学卒業と経歴に書けることになり、学歴詐称にはならないのです。結果的には学歴社会重視の日本では海外の大学を正式に卒業していることになり、現在、都知事の選挙に関連しての海外大学経歴詐称、関係が大きな話題になっていますが、そのようなことは防げるわけです。
つまり、このような方法での海外留学は、従来のような海外大学一年留学よりはある程度年数が数年必要になるかもしれませんが、ある意味では大きな成果のある海外大学留学になるのです。
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