国内紛争の解決策
世界の多くの国で、国内紛争が絶えません。
その殆どの場合の紛争の原因は政治的な対応の違いにあるのです。
その典型例として、中国と台湾との問題があります。つまり、中国は共産党の政治化であり、台湾はもともとは国民党が共産党との争いに負けて、台湾に逃げてきたのです。ですから、中国本土は共産党政権、そして台湾は国民党政権であると理解することは出来るのです。
つまり、共産党と国民党との共存という理解は完全になくなっているのです。
でも、このような現実を考えてみたとき、不思議なことに日本にはいろいろな政党が共存し、なんと日本には共産党が現存するのです。おそらく、世界の各国の中で、共産党が存在し、議員活動までしていることはまさに世界七不思議のひとつかもしれませんし、海外の国の政治家は日本には共産党が現存していることを知らないのかもしれません。
つまり、ある意味では日本の政治体系は極めて順応性や寛容性が高いのですが、日本はこのような政治体制を世界に向けて広報することは全くないのです。つまり、日本の共産党はもっと世界に向けて、日本には共産党そのものの存在が認められていて政治活動もしていることをもっと積極的に世界に広報すべきではないでしょうか。
もしかしたら、日本の共産党は日本の共産党は中国の共産党とはその理念、概念などが大きく違うのですとも考えているのでしょうか。
本来なら、日本の共産党は世界の国内紛争を間接的に解決できる役割があることをまったく理解できないのかもしれません。
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