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2023年9月の記事

2023年9月29日 (金)

低用量のアスピリンの長期服用の可否

一般常識として低用量のアスピリンを毎日服用している人はかなりの数になりますが、その場合のプラスの影響とマイナスの影響とを調べるべきであるのです。 最近の報告によりますと、そのような服用にはあまり効果がなく、むしろ副作用の可能性を考慮すべきとのことです。この論文(以下の英文 )によると心疾患の前歴がなく、或いは心臓疾患のない人には使われないほうがよいとのことです。つまり、心臓疾患などの予防に使われることにはほとんど意味がないとのことです。むしろ、その逆で、全く心機能に問題がなければ、たんに予防目的だけでの長期にわたる使用ではむしろその逆で、心機能に問題を生じるとのことなのです。 また、最近の報告には以下のようなものが発表されています。 高齢者への低用量アスピリン投与は、プラセボと比較して貧血の発生増加とフェリチン濃度減少に関連するとの研究結果が、「Annals of Internal Medicine」に6月20日掲載された (2023)。  モナシュ大学(オーストラリア)のZoe K. McQuilten氏らは、70歳以上の地域住民を対象としたASPirin in Reducing Events in the Elderly(ASPREE)試験の事後解析を行い、低用量アスピリンが貧血、ヘモグロビン、血清フェリチン濃度に及ぼす影響を検討した。この試験では、計1万9,114人が1日100mgのアスピリン投与群またはプラセボ群にランダムに割り付けられた  その結果、1,000人年当たりの貧血の発生数はアスピリン群で51.2件、プラセボ群で42.9件だった(ハザード比1.20)。ヘモグロビン濃度は、プラセボ群では5年当たり3.6g/L低下し、アスピリン群ではプラセボ群と比べて5年当たり0.6g/L大きな低下が見られた。参加者のうち7,139人については、ベースライン時および3年時点でフェリチン値が測定された。3年時点でフェリチン値が45μg/L未満である参加者の割合は、アスピリン群のほうがプラセボ群より大きかった(13%対9.8%)。フェリチン値の低下率も、アスピリン群のほうが11.5%大きかった。大出血がない場合のアスピリンの効果を定量化した感度分析でも、同様の結果が見られた。  著者らは、「低用量アスピリンの連日投与で貧血発症リスクが約20%増加した。これは、臨床的に重大な出血のリスクを考慮に入れると、アスピリン群でフェリチンがより低下していたことから、潜在性出血によるものだろう」と述べている。 このような最近の報告をよんでみると、低用量のアスピリンの長期服用にもいがいな落とし穴があるようです。 ----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- Daily use of low-dose aspirin offers no significant protection against stroke and was linked to a higher rate of bleeding in the brain, according to new research published in JAMA. The research matches other evidence advising that healthy older adults without a history of heart conditions or warning signs of stroke should not take low-dose aspirin. The findings also support the recommendation from the U.S. Preventive Services Task Force that low-dose aspirin should not be prescribed for preventing a first heart attack or stroke in healthy older adults, The New York Times reported. "We can be very emphatic that healthy people who are not on aspirin and do not have multiple risk factors should not be starting it now," said Randall Stafford, MD, of Stanford University, who was not involved in the study, in The Times. "The longer you've been on aspirin and the more risk factors you have for heart attacks and strokes, the murkier it gets," he said. Some cardiac and stroke experts say daily aspirin should remain part of the regimen for people who have had a heart attack or stroke. The JAMA report was based on data from a randomized control trial of 19,000 people from Australia and America. Participants were over the age of 70 and did not have heart disease. The data covered an average of almost 4.7 years and revealed that aspirin lowered the rate of ischemic stroke but not significantly. An ischemic stroke happens when a clot forms in a blood vessel that sends blood to the brain. There was also a 38% higher rate of brain bleeds for people who took aspirin daily compared to those who took a placebo. The Times wrote, "In the past, some doctors regarded aspirin as something of a wonder drug, capable of protecting healthy patients against a future heart attack or stroke. But recent studies have shown that the powerful drug has limited protective power among people who have not yet had such an event, and it comes with dangerous side effects." Sources JAMA: "Low-Dose Aspirin and the Risk of Stroke and Intracerebral Bleeding in Healthy Older People Secondary Analysis of a Randomized Clinical Trial."

2023年9月28日 (木)

ぜひ読んでほしいのです。

最近は本を読む人が減りつつありますが、以下の本を是非読んでほしいのです。

 

「誰も知らない偉人伝」 角川文庫  640円
この本のコメントは以下のようなのがありますが、私自身もいろいろと知らなかった事実が記述されていますし、特に、その最初の部分を読んだ時には感動的にもなったことです。ぜひ皆さこんもの本を読んください。
そのほかの色々な過去の出来事が記述されているのですが、なぜか自然に涙が出てくるのです。
ぜひ多くの人に読んでほしいと思うのです。

 

 

以下がこの本へのコメントとして記載されているものの一部です。

 

スー
知っている人物の話も初めて知る人物の話もとても良かったし泣ける話ありました。日本の良い所知りたい人には最適だと思います。個人的には木村強の話が読みたかったので無かったのが少し残念です。

 

 

まつさや
伝記の本には載らないような、でも、日本にはすばらしい人がたくさんいたんだな、と日本人として生まれたことを誇りに思える本でした。 中でも、ポーランドの孤児に対する対応や、アキラ・カトウさんのことは知らなかったので、改めて詳しく調べたいです。 戦争の中での話も書かれてましたが、著者のいう、歴史上の出来事のプラス、マイナスの両面を知った上で自分なりの歴史感をもつ…これからも歴史から学んでいきたいと思います。

 

 

千本通り
「読書のすすめ」さんが推していた本。日本精神、すなわち「自分さえよければいい」という考え方ではなく、みんなのことが考えられること、「今さえよければいい」という考え方ではなく、次の世代のことまで考えられるということ、さらに正直で、勤勉で、親切で、責任感があって、自分の仕事に誇りをもっている、人間の持つ美徳の詰まった精神。それを具現化した人々の話。しかし、残念ながらそれは日本人の良い面ばかりに光が当たった話だからでもある。

 

日本の歴史の隠された真実を知ることができる。 日本人の美しさや、カッコよさが読んでいて誇らしくなりました。 昔の方々は貧しくても美しい心を失わずに信念を持っていたと感心した。 現代を生きる私も忙しさに忙殺されて汚い考えにならず、余裕を持って美しい生き方をしたいと思った。
1章で紹介される人物は、所謂歴史上の人物故、既知の話は多い。が、2章以降は、「辛うじて名前位、、、」とか、全く聞いたことが無い人名や歴史が多々。何れも涙してしまう、魂を揺さぶられる話ばかり。1話だけでも良いから読んでみて。夢中になることうけあい。 著者のコメントも素晴らしいのだ、1つだけ紹介。「究極のブランドとは、何を身につけるかではなく、その人の生き方そのものなんですね。何を大切に思い、そのために、どう行動するのか?そこに共感が生まれるとき、あなたの生き方が、本物のブランドになるのです」

 

これと似たようなもうひとつの本があります。

 

「故郷日本は何処へ行く」
   モリト― 良子   扶桑社カスタム出版  2008

 

この本は日本に住んでいる人にはなかなか気が付かないことが沢山書かれてあります。つまり、日本を外から観察した時にはどのようになるのかという観点から書かれてあります。ぜひこの本も読んでほしいのです。

2023年9月24日 (日)

大学卒の経歴

あるサイトの記事にいかのような記述がありした。 大学なんて、電話帳に載っていればどこでもいい。要は入ってから何をするかだ!」  「アメリカへ行ってみろ! 経歴の話で盛り上がるのは日本人だけだぞ!」 まさにその通りなのですが、日本ではどこの大学を卒業したかがかならず優先されるのです、その典型的な例としては政治の分野でも、新しい閣僚の発表のときには、かならず、どこそこの大学卒と明記されているのです。 例えば、・大学・非常勤講師、なんていうのはどのような意味があるのでしょうか。 しかし、欧州でも、その反対にDr. Prof.のようなタイトルは政治家のような場合でも必ず明記されるのが普通なのです。しかし、日本では多くの場合その逆なのです。 でも、どうして日本ではその逆なのでしょうか。 私の場合でももう何十年とスイスでの会社員生活していましたが、どこの大学を卒業したのかなんて聞かれたことは一度もないのです。 、

2023年9月 6日 (水)

日露戦争のときのエピソゥド

現在のようなロシアによるウクウクライナへの非人間的な攻撃をみると、かっての日露戦争のときの日本の人間的な対応の一つとして以下のサイトを、広く広報してはどうでしょうか。 https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/2/26/Admiral_Togo_Visiting_Zinovy_Rozhestvensky_by_Fujishima_Takeji_%28Reimeikan%29.jpg

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