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2018年6月の記事

2018年6月16日 (土)

ネットなどでの匿名と名誉棄損罪

ネットなどでの匿名と名誉棄損罪

ブログなどでは匿名の主催者がかなり多く、そしてそのブログに匿名での他人への名誉棄損、中傷などを書き込まれ、それを容認すればそのブログの開設者は共謀罪に問われることにならないかと考察したのですが、いろいろ調べるとやはり共謀罪になるようです。

名誉毀損罪が成立するためには「公然と」の要件が必要とされており、ネット上やメールでの誹謗中傷行為についてもそれが公開されてしまえば、「公然と」と言えることになるからです。ネット上の記事は、基本的にインターネットにつながっている環境さえあれば、世界中の誰からでも閲覧できるためです。そこで、ネット上に公開してしまったら、広く世間に広がっていく可能性があるので、公然との要件は問題なく満たされることになります。SNSなどへの投稿であっても、それが不特定多数に見られる可能性のある設定になっていれば、やはり伝播可能性があるので名誉毀損罪が成立します。

少人数の友人だけしか見られない設定であったとしても、それを見た友人の口や友人の書き込みを通じて周囲に広がっていく可能性がある以上、やはり伝播可能性があるとして「公然と」の要件が満たされます。
つまり、ネット上に投稿した場合には、ほとんどどのようなケースでも「公然と」の要件が満たされて名誉毀損罪が成立する可能性があるということになります。

したがって、そのようなネットとかブログを持っている人の場合、第三者に対して名誉棄損をする記事を意識的に載せれば共謀罪になる可能性が高くなると理解できるようです。

それにしても、最近気が付いたのですが、いろいろなネット、ブログなどの多くは全て匿名になっているものが沢山あることです。そのようなネットの開設者自身が匿名であり、従って、そこに投稿する人も全員匿名なのです。でもどうして匿名でなければならないのでしょうか。

もっとも、そのような名誉棄損を書かれた人の場合の対応ですが、理論的には警察、或いは弁護士を通じて問題提起をすることは可能なのですが、そのような行動を起こすこと自体いろいろな問題が派生してきます。例えば、弁護士費用など。従って、多くの場合は、泣き寝入りで済ましてしまう例が多いようです。

もっとも、ブログなどを提供している会社によっては匿名開設は出来ない場合もあるようです。

2018年6月 3日 (日)

政治家のため落語的詭弁表現集

最近の新聞には政治家、官僚などが議会などでの答弁に全く詭弁としか考えられないような表現が恥もなく使われています。

例えば、ある人が彼らの言動はまさに「ご飯論法」だと書かれていました。これはどうゆうことかと言いますと「あなたは朝ご飯をたべましたか」との質問に対して、パンは食べたがご飯は食べていません、と返事をするようなものと指摘されています。つまり、日常的に軽く「朝ご飯をもう済ませたの」との質問に対して、正々堂々と「いゃ、私はまだ朝ご飯はたべていません」と返事をするのですが、実際はパン食で朝ご飯を済ませていたことなのです。これなどはまさに詭弁そのものなのですが、これと似たような質疑応答が現在の国会には多すぎるのです。

そこで、似たような表現をいろいろと考えてみました。

その一
「あなたはまるで馬と鹿を合体したような返事しかできないのですかね」
「何ですか、私のことを馬鹿だと言うのですか、失礼千万な・・」
「いゃ、いつ私はあなたが馬鹿だと言ったのですか。私はただ馬と鹿を合体した、とだけしか言っていませんよ。それを馬鹿だと受け取るのはあなたの勝手ではないですか」


その二
ある人が車を運転していてスマホで誰かと話しているのを警官に見つかり、
「自動車を運転中に電話をかけて話すのは違反になります」と警官に言われたことに対し、「いゃ、私は絶対に電話をかけていません」、「電話をかけてきたのは私の家内です」と返事をしたとのことです。

その三
「あなたはこのことに関して記憶がないのですか」「「いゃ、記憶しているかどうかは分かりませんが、忘れたことはありません」

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