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2016年5月23日 (月)

新しい旅券への見解

新しい旅券への見解

外務省は2019年から導入する新しい旅券のデザインを発表しました。
この報道によると、査証の頁には浮世絵をあしらった頁ごとに異なったデザインにして、偽造しにくくする願いもあるとか。ホントかな。でも査証の頁に押される海外官憲のスタンプが偽造されるって、どうゆう意味があるのでしょうか。

現在の旅券は査証の部分の前の四頁は査証ではなく、「渡航先」の一頁、「追記」の三頁となっており、それ以降が「査証」VISASとなって居るのですが、現実には海外の国境官吏はそんなことには関係なく、もう最初の頁から無造作に入国・出国のスタンプをどんどん押してしまうのです。

ことに海外のいろいろな国に出入りする人の場合にはそれこそ最初の頁からどんどんスタンプを押されてしまう可能性が高いのです。

現在の旅券に書かれてある「渡航先」「追記」「査証」の印刷がきわめて薄いので、そのような印刷が忙しい官憲により無視されてしまうのです。ですから、もしこのような書式形態を維持するのならこれらの印刷をもっと明確にした印字にすべきであり、「渡航先」「追記」の頁には明瞭にDo Not Stamp Hereと印刷すべきなのですが、外務省旅券課に進言しても彼らはあまり乗り気ではないようです。

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