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2016年5月の記事

2016年5月23日 (月)

新しい旅券への見解

新しい旅券への見解

外務省は2019年から導入する新しい旅券のデザインを発表しました。
この報道によると、査証の頁には浮世絵をあしらった頁ごとに異なったデザインにして、偽造しにくくする願いもあるとか。ホントかな。でも査証の頁に押される海外官憲のスタンプが偽造されるって、どうゆう意味があるのでしょうか。

現在の旅券は査証の部分の前の四頁は査証ではなく、「渡航先」の一頁、「追記」の三頁となっており、それ以降が「査証」VISASとなって居るのですが、現実には海外の国境官吏はそんなことには関係なく、もう最初の頁から無造作に入国・出国のスタンプをどんどん押してしまうのです。

ことに海外のいろいろな国に出入りする人の場合にはそれこそ最初の頁からどんどんスタンプを押されてしまう可能性が高いのです。

現在の旅券に書かれてある「渡航先」「追記」「査証」の印刷がきわめて薄いので、そのような印刷が忙しい官憲により無視されてしまうのです。ですから、もしこのような書式形態を維持するのならこれらの印刷をもっと明確にした印字にすべきであり、「渡航先」「追記」の頁には明瞭にDo Not Stamp Hereと印刷すべきなのですが、外務省旅券課に進言しても彼らはあまり乗り気ではないようです。

2016年5月15日 (日)

エコノミークラス症候群から「無動・脱水症候群」に

エコノミークラス症候群から「無動・脱水症候群」に

エコノミークラス症候群の第一の予防は脱水状態を防ぐことなのです。

今回の熊本の大地震に関連して「エコノミ-クラス症候群」という一般的にはあまり知られていない表現が頻繁に新聞や雑誌などに何回となく報じられています。

確かに今回の熊本の大地震のような頻繁に起こる地震の影響は従来の災害地以上にこの症候群のおおきな発生となって居ますので、この症候群が発生する可能性は従来の異変に関連したエコノミークラス症候群の発生とはその患者数とは大きく異なり、まさに異常な発生率そのものであり、その結果としてこの名称がマスメディアに今までなく頻繁に使われたことはまさに例外の例外なのです。

この症候群を予防するには毎日のように新聞に報道されていますが、適当な運動とか水分の十分な補給など第三者が言うのは簡単ですが、肝心の当人の身になってみるといろいろな心理的、物理的な障害があり、なかなか実践出来がたいのです。

それともうひとつ忘れてはならないことはこの名称『エコノミークラス症候群』は一般の人にはきわめてなじみのない名前であり、初めてこのような表示を見たときに一体何を意味しているのはきわめて分かりにくいのです。しかも、海外への航空機旅行などをしたことのない人にはなおさら「エコノミークラス」がどうして自分の症候に関係しているのは理解できにくいのです。従って、そのような疾患、症候群に対する関心もほとんど強まらないのです。

つまり、航空機による海外旅行などをほとんどしたことがない一般の人はこのエコノミ-クラス症候群という表現を今までに耳にした経験は皆無に近いので、いきなりこの表現に遭遇すると「えっ、俺の病気はエコノミ-クラスであって、ファストクラスのものではないのか」とも考えなくもないかもしれません。


周知のようにその予防の第一は水分補給と適当な運動なのですが、ともかく比較的血栓ができやすのは下肢の部分、特にふくらはぎの部分なのです。このふくらはぎの部分を意図的にピクピクさせる運動を頻繁に繰り返すことにより、ふくらはぎの部分の血流がかなりの程度よくなるのです。従って、この症候群の第一の難関である脚部の血栓形成をかなり予防することが可能なのです。俗に下肢の部分の血管は第二の心臓だとも言われています。私は数時間以上の長距離飛行機旅行では必ずこの運動を頻繁に繰り返しています。勿論水分の補給も同時に行っています。

この症候群の名称そのものは1970年代には知られていませんでしたが、初めてこの名称「エコノミ-クラス症候群」が医学論文の表題に現れたのは1988年にランセット誌(Lancet Aug.27, 497;1988)に「Air travel and thrombotic episodes; the economy class syndrom」として報告されたのが最初です。

勿論このような症状はそれ以前にも長距離飛行機旅行で起こることはいろいろな医学雑誌に報告されていましたし、またこの症候群自体、つまり深部静脈血栓症自体はそれ以前からすでに知られていました。この深部静脈血栓症の急性期のもっとも重篤な合併症として急性肺血栓栓塞症あるので、両者を合わせて総称として「静脈血栓栓塞症」とも呼ばれもいます。いずれにしても、八十年代に比較的頻発し始めたこの症候群が長距離航空機旅行の展開とともに比較的それまで以上に エコノミ-クラスの乗客に発生したので、エコノミ-クラス症候群という名称が使われ始めたのに過ぎないのです。

なお、この名称に注目してこの名称(エコノミ-クラス症候群)を「医学ジャ-ナル」誌に私が初めて日本に紹介したのが1991年でした。(Vol.27, 10;2248/1991)

しかし、そのご現在に至る社会情勢の影響から、この症候群は飛行機の長時間によるだけではなく、今回の熊本大地震に見られるように生活環境、そしてそれ以外でも勤務環境など色々な状況下で起こるので、「無動・脱水症候群」(Immobility-dehydration syndrome)と改名することが望まれるのです。つまり、「名は体を表す」のようにその発生の原因である「動かない、水を飲まない」を表示したほうが誰にでも分かりやすく、またその反応もおのずとスム-スになると考えられます。

なお、長距離の航空機内の湿度に関連して、酸素の補給という観点から外気を取り入れているのですが、その機内への取入れはそのまま外気を取り入れるのではなく、以下のような説明があります。


上空では、飛行機はエンジンから抜き取った高温高圧の空気をエア・コンディショニング・システム(エアコン)に導き、機内に送り込んでいます。(「JAL 航空豆知識」より引用)
エンジンを通った空気は圧縮され、その結果200℃と高温になります。これがマイナス50℃になっている外気と合わせるなどして冷やされ、客室内に入ります。
この暖かい空気は、バクテリアとウィルス除去のフィルターを通って再循環した空気と混ぜられます。フィルターは、エンジンからの煙や湯気は除去しません。そのため、エンジンオイルや油圧燃料の漏れがあった場合、またタンクに充填しすぎた場合は、有害物質が空気に入る可能性があると言われています。この空気の汚染については、既に問題が起こっています。
近年は、ひどい吐き気や力が入らないといった症状が起きたとするパイロットからの報告が何百とあり、それを「エアロトキシック症候群」と呼ぶ専門家もいます。乗務員のみならず、毎年少なく見積もって20万人の乗客に影響を与えているという説があります。アメリカン航空のキャプテンが、2人の乗客と客室乗務員が軽い頭痛を訴えて、ロサンゼルスに向けて出発したもののヒースロー空港に戻ってきて着陸したことがありました。その後の調査で、空気の毒性は検出されなかったけれど、航空機すべてのエアフィルターを置き換えたということがありました。
また、機内で有毒な煙に侵されたと訴えていたパイロット2012年に亡くなっています。死因を調べていた検察も彼の主張を支持しました。「航空機の煙が出るのはまれなので、長期的な健康への悪影響は証拠がない」としていた民間航空局と、ブリティッシュ・エアウェイズに対し、「今後の死者を出さないために緊急行動を取るように」と要求。客室内の汚染された空気については、長い間、パイロットと客室乗務員の間では公然の秘密だったそうです。航空業界は何十年もこの問題を知りながら手を付けておらず、1950年代から換気の技術はほとんど変わっていないと言われています。明るいニュースとしては、ボーイング社がはじめて、新システムを開発したというものです。同社のドリームライナーは、エンジンから離れた場所から空気を供給する新システムを採用しているそうです。。


韓国にこんな政党があるとは驚き

韓国にこんな政党があるとは驚き

韓国の反日体制は十分知れられていますが、小さいながら「日帝・慰安婦・人権政党」という政党があるとは知りませんでした。いくら、反日国家とはいえ、このような政党が存在すること自体がまさに驚きです。韓国という国はまさに不思議そのものです。

それにしてもどうして韓国人は日本、日本人を目の敵にするのでしょうか。いくら、日本に統合されていたからと言って、そのネガティブな面ばかりを強調して、反日ム-ドにするのはいくら政治的なものとは言っても、国民感情がほとんど半日で洗脳されていることは恐ろしいことです。これでは中国共産党の反日政策と似たようなものです。

かっての統合時代(植民地時代ではないのです)の良い面は全く顧みられていないのは残念です。すべての場合、物事にはネガティブの面もあればポジティブの面もあるのです。

2016年5月 1日 (日)

効能と効果の違い

効能と効果の違い

薬の広告には必ずと言ってよいくらいに「この薬の効能・効果は・・・・」との記載が見られます。

普段何気なく見過ごしているこの表現を改めて考えてみました。

どうして効能・効果が一緒になっているのかを考えてみました。つまり、効能と効果との違いは何なのかという疑問が生じるかもしれません。まぁ、一般的にはそのような違いを意識する人は少ないと思うのですが、いざ、その違いはと問われると、ふと考えてしまいます。

この表現の違いを検索するとなんだか分かったようで分からない解説がみられます。

しかし、この違いは簡単なのです。「効果」は薬がどのような症状に効くのかということを念頭に置いており、「効能」はやや専門的になり、どのような疾患に使われるのかとなります。

ですから「効果」はeffectになり、「効能」はindicationになると解釈することが出来ます。
したがって、ほとんどの場合、「効能、効果」と一緒に使われているのです。

薬局はやっぱり商店なのか

薬局の表示で気が付いたのですが、桜薬局八幡「店」のような表示が問題なく使われていることです。

この表示は薬局自体が商店であるとの暗黙の理解があるので、誰も不思議に思っていないようです。つまり、そのような表現を使っている関連薬局をはじめ、薬剤師会やメデイアも全く違和感を感じていないのです。

つまり、薬局が商店である認識は戦前の「クスリヤ」という認識がいまだに連綿として続いているのです。まあ、ある意味では今までの習慣にどっぷり浸かっていれば誰も不思議には思わないのです。

こんなことを書くと、一部の人から薬局は医療関係者なのですよと反論されるかもしれませんが、それは一部の新進的な薬剤師のいる薬局のことであり、ましてや調剤を引き受けない薬局が存在する限り、そのような概念はなくならないのです。その典型例は従来 から(21代目会長、つまり平成6年以降) からほとんどの場合、日本薬剤師会の会長とか幹部は普通の薬局の経営者なのです。

戦後になって、医薬分業から始まって、病院からの処方箋が外に出るようになり、まず「とりあえず」門前薬局が作られ、その後になって調剤をも引き受ける薬局として保険薬局ができるようになっている。

薬剤師が健康保険を使い調剤を行い、特に保険指定を受けた薬局であり、健康保険を使った処方箋の受付(処方せん医薬品)を行う(保険調剤)ことができるのが保険薬局であり、保険薬局で保険調剤を行うためには保険指定を受ける以外にも、薬剤師が保険薬剤師でなければならないのです。このような観点に立てば、調剤しかやらない「門前薬局」は本来は一時しのぎの存在であり、本来ならば保険薬局だけに専念させるべきなのです。そもそも薬局は薬局であるのですが、敢えて保険薬局と意識的に区別しなければならないことが問題なのです。

このことは現在でも依然として保険薬局でない一般の薬局が厳存することをも意味しているのです。調剤を引き受けない薬局がある限り、日本の医薬分業は100%にはならないのです。ちなみに日本薬剤師会の判断は医薬分業率の算出に医療関係機関からの処方箋外出率で計算しているのですが、これは便法であり、正しくはないのです。すべての薬局が保険薬局になって初めて医薬分業率が100%になるのです。

最近は一般的には薬剤師関係者は医療職としての認識のもとにいろいろな活動がされているのですが、問題は保険薬剤師全員がそのような医療職としての認識があるのかということなのです。ことに調剤を行うドラックストアなどで働いている保険薬剤師などには意外とそのような認識が弱いのかもしれません。私のような一昔前の人間には薬剤師としてドラッグストアで働いています、とは恥ずかしくて言えません。


従って、そのような薬剤師がいる薬局とかドラックストアの支店には文字通り「店」が付けられているのです。

また、2006年の医療法の改正により「調剤をする薬局」が「医療提供施設」に追加されているのですが、このことは調剤をしない薬局は医療提供施設ではないと解釈されても無理はないのです。もっとも、この医療法の改正には「調剤を引き受けるドラックストア」の表示はないのです。

いずれにしても、一般概念としては薬局は昔の「くすりやのおじさんがいる店」という概念からは完全に脱却すべきなのですが、現実は「・・店」という表示が無意識に使われているのは間接的にはそのような心理がいまだに残っているものと解釈しても無理はないのです。

この際、薬局全体の意識改革として「八幡店」などの表示をやめて「八幡支局」とか「八幡分局」のような表示にすべきなのです。ちょうど病院の分院のように。こんな簡単な表現の改定でも、名は体を表す、のように少しは薬局全体の医療関係者としての認識、意識づけに貢献するのですが、はたして薬剤師会がそのように認識を持つてくれるかどうかは疑問です。

ちなみに関連団体の表示は以下のようになっています。
   
   試験所    支所
   幼稚園    分園
   会社     支社
   学校     分校
   病院     分院
   大学     分校
   問屋     支店
   銀行     支店
   そして薬局、ドラックストアは支店

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