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2016年4月の記事

2016年4月29日 (金)

知られざる韓国軍の実態

 

知られざる韓国軍の実態

朝鮮戦争を知らない人には当時の韓国と北朝鮮との間に激烈な戦争があり、当時にマッカサ-将軍の戦略がアメリカ本国から拒否され、本国に召還され、その後任として日本に赴任したリッジウェイ将軍が国連軍を率いて中国軍と北朝鮮軍と戦ったのですが、その実情は当時の日本では全く報道されていませんでしたので、韓国軍の実情は誰も知らなかったはずです。

ところが、アメリカの大統領選挙でのドナルド・トランプ氏が、在韓米軍の撤退を筆頭に、韓国を軍事的に見捨てる発言を繰り返していることが報道され、その原因が解説されていました。(産経新聞)

その解説によると、「韓国という国家が消滅せず今も存在しているのは、朝鮮戦争(1950-53)で米軍中心の国連軍を率いたマシュー・リッジウェイ将軍の功績が一つの理由だ。同戦争で中国軍(表向きは義勇軍)が参戦してからの、困難な“後半戦”をしのいだ名将は自著「THE KOREAN WAR」(日本語版・恒文社)で、韓国軍のありのままの姿を描写している。」、「韓国軍の態度だけが私の悩みだった。進撃する中国軍は韓国軍部隊を次々と敗走させ、そのたび韓国軍は補充困難な、高価な多数の(米国供与の)装備を放棄した」。「同様の描写は度々出てくる。51年5月の東部中央戦区では、中国軍の攻勢に韓国軍が「戦線の遙か後方まで駆逐された。」そして「退却する韓国軍が放棄した装備は、肩をすくめるだけで済むものではなかった。それは完全装備の数個師団を充分に装備できた」と嘆いている。武器を放り出して敵前逃亡するのは韓国軍の常だったようだ。」

このような描写を読むと信じられないかも知りませんが、全くの嘘ではないようです。こうなると韓国人、いゃ、南朝鮮人の戦闘意識は極めて低いものかもしれません。しかし、その後の実情は全く未知数なのかもしれません。

なお、ベトナム戦争でも韓国軍が戦っていたのですが、その時の様子も知られていないのかもしれません。もっとも、朝鮮戦争の時の正規軍相手とベトナム戦争の時のゲリラ相手との戦いでは様子がかなり違ってくるかもしれません。

軍隊とは関係はないのですが、韓国の実態を知る一つの方法として、Record chinaというサイトにときどき韓国人ののことが書かれてありますので、一応覗いてみてください。中国人や韓国人が日本、日本人をどのように見ているのかが分かります。それらのほとんどは日本再発見的な印象ですが、その逆がいまだに中国や韓国だということが間接的に分かるのです。とても面白いです。

最近、以下のような記述を見ましたが、これが本当だとすると韓国という国は摩訶不思議な国のようです。

『韓国メディア・中央日報の中国語版は30日、韓国国防科学研究所(ADD)が開発した韓国国産の兵器には失敗作も少なくないと伝え、ADD所長の話として、「K系列の兵器は今なお開発当時のままであり、このままでは世界の市場から退出を余儀なくされる」と伝えた。

その他にも、最近はドイツの設計図をもとにして韓国で作られた潜水艦が全く使い物にならないことも報道されています。「韓国」、「潜水艦」で検索すると実に悲惨な状態が報じられています。

 記事は、韓国国産魚雷の「ホンサンオ」について「水中で目標を見つけられない」と伝えたほか、「K9自走砲」については「砲身に砲弾がひっかかったため発射できないトラブルが起きた」などと紹介。

 さらに、「K2戦車」についても「エンジンと変速機が連動せず動けない」などと伝え、これらの兵器はいずれも韓国国防科学研究所(ADD)が名品と称した兵器であると伝える一方、「実践や訓練では役に立たない不良品だった」と指摘した。

 続けて、ADDのチョン・ホンヨン所長が29日、「品質強化の取り組みに問題があり、国産兵器に欠陥が相次いだことで韓国国民に不安をもたらした」と謝罪したことを紹介。また、K9自走砲は開発から20年以上が経過するが、一度もアップグレートが行われていないと指摘したことを伝えた。

 さらに、チョン・ホンヨン所長が米国の主力戦車である「M1」と比較したうえで「M1はすでに6回もアップグレートされている一方で、K系列の兵器は今なお開発当時のままであり、このままでは世界の市場から退出を余儀なくされる」と危機感を示したことを紹介した。』

 

追記(2106 June)
朝鮮人のものの考え方を知ることは極めて大切なのですが、意外とそのような視点から書かれたものはあまりないのですが、最近、この点に焦点を当てた本が出版されました。

この本を読んで感じたことは、なにごとにも原因と結果あるのですが、ほとんどの人、政治家、マスコミなどは結果だけから物事を判断してしまうのが一般的なのです。これはある意味では致し方がないのかもしれません。その身近で、端的な例は刑罰があります。盗んだ、殺したなどはある事実の結果なのですが、司法社会では結果が重要視され、その原因は二の次、三の次なのです。確かに、司法の場では裁判という場所で原因がある程度考慮されて、判決に影響を与えることはありますが、相対的には結果がきわめて重要なのですが、そのような原因の詮索究明はほとんど軽視されています。

同じように国際間の争い、つまり戦争、は結果のみが重要視され、なぜそのような結果になったのか、なぜそのような状況に引き込まれたのかとの究明は刑法の場合よりもほとんど無視されているのが一般なのです。つまり、戦争の原因はあまり究明されず、また多くのひとは知らされてはいませんし、また一般的には知ろうともしません。

その結果。結果論だけで判断され、日清戦争、日露戦争などは攻め込んだ日本が悪いとなるのです。太平洋戦争もアメリカ、英国、オランダなどの日本包囲網の結果なのですが、原因は問題視されず、結果的には真珠湾攻撃で日本がすべての罪になって居るのです。

今回の石平氏の最新著『韓民族こそ歴史の加害者である』はまさにその点を詳細に述べているので、新鮮な話になるのかもしれませんか、このような内情を知らない我々は、ここでも原因はあまり問題視されず、結果としての日清、日露戦争という結果のみが取り上げられて理解しているのではないでしょう。また多くの歴史家もそのような結果論的な視野にたって理解している人が多いのではないでしょうか。

このような歴史的な原因論的な理解がないと、朝鮮人が行動していることに対して、多くの日本人は驚きを以て対朝鮮理解を持つのですが、彼らの本質を熟慮していれば別に驚くことではなく、冷静に対処できるのです。現在のように韓国と日本とでの間ではいろいろな問題が介在しますが、冷静に考えれば、いずれも韓国から引き起こされている問題なのです。勿論、すべての場合で韓国が悪いということではないのですが、日本人と朝鮮人とでは考え方がきわめて大きく異なること自体への理解が日本人には必要なのです。ましてや、対外発言能力は朝鮮人の方が日本人より数倍も「優れているのです。

そのような意味でも『韓民族こそ歴史の加害者である』はまさに多くの日本人がほとんど理解していない朝鮮人の考え方、を知る推薦の本かもしれません。もっとも、石平氏は中国、韓国にたいして厳しい見方をしていますが、別に韓民族が極悪という考えではなく、韓民族と日本人とではものの考え方、発想、発言力、行動力、倫理観などが極端に違うなのだとの理解がないと、日本人的感覚から韓国人を見ると「歴史の加害者」になるのです。

追加(2017 Feb)
最近の新聞に「歴代米政権は極秘の「朝鮮戦争ファイル」を尊重してきたという。1950年6月25日に勃発した朝鮮戦争で、米国は北朝鮮軍の恐ろしさを身に染みて分かっているからだ。後続兵は素手で突撃し、先兵が倒れるとその銃を持って米軍(国連軍)に襲い掛かってきた。このムチャな戦いぶりは米軍をして「地上戦はやらない」という不文律になったが、トランプにはこのファイルの警告が通じない。」
とありました。このことから窺えるのは当時の北朝鮮軍の戦闘気力はまさにカミカゼ精神に相似たような状態だったのかもしれません。そうなると当時の韓国軍の敗退ぶりも理解できるのかもしれません。このことから考えなけれ゛ばならないのは、物事の判断には片側だけの一方的な判断では誤解、曲解をもたらす可能性があることを再認識すべきです。
ここに言及されている「歴代米政権は極秘の「朝鮮戦争ファイル」を尊重してきたという。1950年6月25日に勃発した朝鮮戦争で、米国は北朝鮮軍の恐ろしさを身に染みて分かっているからだ。後続兵は素手で突撃し、先兵が倒れるとその銃を持って米軍(国連軍)に襲い掛かってきた。このムチャな戦いぶりは米軍をして「地上戦はやらない」という不文律になったが、トランプにはこのファイルの警告が通じない」なんておそらく今初めて日本のメデアに載ったのではないでしょうか。

 

追記(2017 March)
昨年の三月の産経新聞に{北の弾道ミサイル「見失った…」韓国軍の“手抜き防衛”に国民激怒 信じられない軍事力}の記事がありました。

 

追記(2017 Apr)
次のような記事もありました。

http://www.sankei.com/west/news/170430/wst1704300003-n1.html

 

追記(2021 Aug)

  この八月にアフガニスタンでの悲劇が多く報道されていますが、なぜ比較的短期間の間にタリバンがアフガニスタン全土を掌握できたのかと言う背景についての検討、解説はほとんどみられていませんでした。長年にわたって米軍がアフガンの政府軍を教育し、最新兵器を提供し、軍事力を強化、弾薬などを補給してきたのにも係わらず、アフガンの政府軍はあっという間にタリバンに負けて敗走、壊滅してしまったのです。まさにかっての朝鮮戦争当時の韓国軍の敗走に似たような状態であつたようなのです。そして、朝鮮戦争の時と似たように米軍が提供していた最新武器、弾薬などがタリバンの手に入っていたのです。つまり、朝鮮戦争の時の韓国軍の敗走と今回のアフガニスタン政府軍との敗走とその結末はかなり似ていることに気が付くなのです。

このような実情を総合的に解釈すると、戦争と言う行為には兵士の戦闘意識、戦争力、国民性など色々な要因が関与してくるものなので、その結果としての戦勝、敗戦、という結果の解釈にはいろいろな要因が関与しているものなのです。もっとも、戦争という概念には二つの要因が必ずあるのですが、それは誰と、どこの国と闘うかと言うことによって心理的に異なるかもしれないと考えたのです。

つまり、朝鮮戦争の場合とか、今回のアフガニスタンの場合の間に共通性があるのは、同じ民族内同士の闘いであることなのです。朝鮮戦争の場合には北朝鮮と南朝鮮、つまり朝鮮人同士内での戦い、そして今回のアフガン戦争ではアフガニスタン政府軍とタリバンとの間の闘いになるのですが、このような同民族同士の間の闘いでは両者の戦意は必ずしも同一ではなく、どちらかの一方がごく短期間内に戦意の喪失から敗走するのが普通なのです。似たようなことは日本でも戦国時代に豊臣と徳川の闘いにも相通じるものが有るのです。つまり、徳川と豊臣との間の闘いは日本人同士の闘いであり、その結果は意外と明確に、しかもかなり時間的にも短いのです。ですから、国と国との闘い、つまり他民族を対象としての闘いとはその性格、経過、結果などは根本的に異なるのです。第二次世界大戦で、日本が米国などを相手に戦った場合はその戦争の相手が米国人と言う他民族なるがゆえに最後の最後まで戦い、場合によっては、玉砕することについては当然の行為とも捉えられていたのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2016年4月24日 (日)

政治家の本音 甘利大臣の公言

政治家の本音 甘利大臣の公言

日本の議会答弁などを見ていると担当大臣などは自分の意見、見解というものはほとんどなく、官僚の作成した原稿の棒読みに始終しているのです。つまり、大臣というのは単なる飾り物で、極言すれば誰でもなれるのです。

それが日本の制度であり、首相などの友人とか関連者がその時の大臣に任命されるので、その人の見識とか知識力、経験などは二の次、三の次になるのです。

このようなことは誰でも知っていることであり、誰も疑義を持たないのです。

しかし、そのようなことが公然と宣言されるとなると、これは大きな問題なのですが、いったん大臣職を辞任したら、なんでも言えることであり、そのような本音を言っても、現職大臣ではないので、政府をはじめ、そのような人を大臣に任命した首相も全くそのような公言には関心を払わず、無視そのものなのです。

そのような典型例が、最近になって甘利大臣の辞任に関連した裁判で彼は
「何度も言うが、原子力安全委員会が安全基準を決める。彼らが決めた基準を経済産業省は事業者に伝えるだけ。安全委員会は地震や津波のプロが集まってる組織。そこが決めてるんだ」、「大臣なんて細かいことなんてわかるはずないし、そんな権限がないことくらい君もわかってるだろう。答弁書だって閣議前の2分間かそこらで説明を受けるだけだ」

と公言しているのです。仮にも彼は大臣に任命されていたのでが、その任命職に関連して、たとえ辞任後とはいえ、このような暴言を公言するとはまさに開いた口が塞がりません。
biz-journal.jp/2016/03/post_1… @biz_journal

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