2016年は世界的な避難民発生の年になる
私の予感では2016年は避難民の年になりそうです。
確かに昨年2015年は欧州に何十万、何百万という避難民がやってきて、とくにドイツは国内的にも大きな問題を抱えてしまっています。
しかし、今年年、2016年は欧州以外では東アジアでの避難民が問題になるような気がするのです。つまり、そのような避難民の火種が朝鮮半島、台湾にあるからです。それに加えて中国大陸の問題もあります。
もしこれらの地区で政情不安になれば避難民が発生するのです。それらの避難民が一番到達しやすいのは日本なのです。ところが日本の政治家はそのような可能性すら認識していないのです。現在のドイツが直面している避難民問題を考慮すれば、せめてその「対策チ-ム」、いや「検討チ-ム」くらいは発足させるべきなのですが、地震と同じで実際に起こってみないと誰も検討しないのです。
そのような避難民発生の原因はいろいろとあるのですが、日本を破滅に追いやろうと考えれば、どこかの国からの避難民を日本に向かわせれば済むことなのです。
でも現在の欧州での避難民問題で問題なのはなぜほとんどの避難民がドイツへ、ドイツへと向かっているのかということです。これはなにもドイツのメルケ首相が寛容だからではないのです。メルケ首相は昨年、いやそれ以前から避難民がドイツに向かっていることに対して人道的な見地から表明していたのですが、それ以前にもすでに大量の避難民がドイツ、ドイツとなっていたのです。
それはなぜか。欧州で現実にそのような避難民がイタリアに大きなゴムボトで危険をおかして、到着している実情を欧州でテレビを毎日のように見ていて私が一番最初に感じたのはその避難民の全員が若者で、しかも全員がスマホなどを手にしていたことなのです。
しかも、それらの若者の全員が連綿としてドイツに流れ込めば最終的には困るのはドイツなのです。だれがドイツが困るように仕掛けているのでしょうか。それはロシアだからです。ロシアはEUからボイコットされていますが、その原因は主としてドイツにあるとロシアは考えているのです。つまり、中近東の政情を不安にして避難民をドイツに向かわせれば、終局的にはロシアの思うとおりに、ドイツを混乱におとしめることができるからです。このような遠大なトリックはロシアだからできるのです。
そのように推測するのは私だけかもしれませんが、繰り返しますが、私が不思議に思うのはそれらの難民の全員が若者であり、ほとんどすべての人たちがスマトフォンなどを手にしていることなのです。いったい誰がそのようなIT機を避難民全員にあたえているのかと思うのですが、マスコミはこのことに関しては全く報道していませんでした。確かに、2010年代には欧州の若者たちでもスマホなどは持ち始めたころなのです。
2016年は中近東からの避難民がますます発生し、最終的にはEU全体が破滅するかもしれません。
追記(2021 June)
最近のある雑誌に
「EUは移民排斥に傾斜、人道主義の裏の本性の「裏」の本性露わに」との記事がありました。
しかし、このような判断は表面的な観点からのみのものて゛あり、そのうらに在る真実、現実を知らないからて゛す。確かに、人道的には避難民は援助、救助すべきかもしれません。しかし、そこには限界と言うものがあるのです。
現時点で、イタリアへの避難民がそれこそ毎日のように押し寄せてきていて、その対応としてEU全体での避難民受け入れが、人道的な見地から容認されています、しかもそれらの難民は文字通りの難民であり、子供たちを連れた家族難民がほとんどなのです。ですから、私が最初にアフリカ大陸から大きな立派なゴムボトで青年ばかりの難民とは全く事情が異なるのです。
もしこのまま続けば、今後20, 30年後にはそれらの移民、その多くはイスラム教徒、の人口は膨大なものとなり、イスラム教の影響は膨大なものとなり、欧州全体がイスラム教国家となるかもしれないのです。
でも、そのような将来的な事情は現時点では誰も口に出すことは人道的な見地から、不可能なのです。
しかし、そのような結末は、EUの崩壊にもつながるのです。それこそまさにロシアが望んでいたことなのです。
追記(2024 Okt)
この記事はもう2015年に書いたのですが、現在の欧州はアフリカや中近東各国からの避難民で溢れていて大きな社会問題。政策問題になっています。もしかするとEUそのもの破滅にまでまで進む可能性すらあるのです。 でも、これは結果であり、ななぜそのような事態になったのかとの原因の詳細な検討は無視されているのです。ただ、単により良い瀬克を求めて欧州に来るのが目的なら、なぜそれ以前から連綿として避難民、いみが欧州に来なかったのかと疑問があるのです。でも、誰もそのような原因を知ろうとはしないのです。
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