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2014年12月の記事

2014年12月28日 (日)

女性のおしゃべり (*)男性は討論では不利

女性がおしゃべり好きなのは世界共通な現象であり、漢字でも女を三つ纏めると「姦しい」となることからも古今東西を問わず、また時代を問わず周知のことなのです。

でも、ナゼなのだろうかというと意外と多くの人は説明できないのです。インタネットで検索してみてその説明を見ると殆どが現在の概念で、やれ脳の構造が違うとか、ホルモンの関係とかとの解説がありますが、それは結果論であって原因ではないのです。

その根本的な原因は人間の進化と関係があるのです。人間が言葉というものを使い始めた古代から女性はおしゃべりになったのです。つまり、言葉を使うという進化とともに生まれてくる子供にその言語を教える意味での話しかけ、つまり女性は子供を育てることが本能的にあり、その結果として子供に話しかけて言語、つまり話し言葉を伝えるという本能が働くのです。このようなことから現在の表現にも「母国語」という表現がすべての言語に共通して存在しているのです。「父国語」なんていう表現はありません。

その反対に男性は古代の時代には猟をしながら食料を獲得する必要性があり、動物に近寄るためには無言でなければ動物は逃げてしまうのです。したがって、本能的に口をふさぐのです。

なお、屁理屈論になりますが、狩猟民族の男性と農耕民族の男性とでは、農耕民族の男性はまったく話す必要が無いのですが、狩猟民族の男性では狩猟のはじめにはお互いに意思の疎通が必要で、どこに動物が居るのかなどをお互いに確認しする必要からある程度の会話は必要なのです。(本当かな ?)

これに反して農耕民族の男性は比較的話さなかったのです。もっともこのような説明は現在のような社会環境ではそのような人間本来の姿は消えてなくなり、知性、社会環境、文化などの諸要因が関与しているので必ずしも進化論的な説明は出来ないのです。

このような人間の進化という過程において、女性は話し言葉を子供に伝え、男性は食糧確保の目的から自然と沈黙の技を身に付けていたのです。

このような進化論的な見地から女性は話好きになっているのです。ですから、脳の構造がどうのこうのとか、ホルモンの関係がどうのこうのとか、という説明は結果論的なものであり、原因ではないのです。

そのような結果、現代では同時通訳者の大半が女性であるのも当然の結果なのです。

追加
最近の新聞の投書欄に「採用試験 女性優遇ではないか」との投書があり、名古屋市の職員採用試験についての結果に不満をもっている男性が居ました。つまり、一時の筆記試験での採用試験ではその合格率結果は男性が39%、女性が37%であったのに対し、二次試験の面接と論文試験ではその合格率が男性36%、女性65%であったのを女性優遇ではないかとの不満なのです。でもこれは当然のことであり、面接では会話力が大事なのですが、男性は女性に比べてその表現力は格段に劣るので、当然のことながら女性に軍配が上がるのです。もっともこの投書の当人はこのような会話力の違いを認識していないのかもしれませんね。

追加(2015 Feb)
フランスのテレビを見ていると日本のテレビ番組とことなるものに討論番組が非常に多いのです。ともかくフランス人、特に女性は話すわ、話すわ、全くとどめも無くはなすのです。とても日本人女性でも叶わないはずです。

2014年12月10日 (水)

手拭はやはり自分のハンカチが一番

手拭はやはり自分のハンカチが一番

現在の若者は昔風のハンカチを持っていない人が多いかもしれませんが、このハンカチは意外と有用なのです。日本人にとってはハンカチというものは濡れている手を拭くとか、汗をかいたときに汗を拭うときにしか使いません。ところが、欧州などではこのハンカチというものはおもに鼻をかむときにしか使わないのです。もちろん汗をかいたときにも使いますが、殆どの場合、鼻をプッーと大音響を立てて使うのです。しかもその使い方をみたらとても綺麗とは言えないのです。

冗談半分に、彼らの使い方を見ていると、このハンカチという表現は日本式に解釈すると「ハナヲカム」がハナカム、ハンカチと変化したものと考えてみ不思議ではないかも知れません。(o^-^o)

最近は日本でも公共の場所でのトイレには温風式のハンドドライヤーが設置されつつあり、紙の手拭用紙がなくなりつつあります。確かにこの温風式のハンドドライヤーは極めて効率的でもうハンカチは要らなくなってしまったとも考えられますが、意外と盲点、弱点があるのです。

それは衛生面、正確には細菌学的な問題があることは意外と知られていないのです。つまり、公衆トイレとかレストラン、デパートなどに設置されている温風式ハンドドライヤーは、従来のペーパータオルよりもはるかに多くの細菌を拡散する可能性があることが新たな研究で分かっているのです。

その研究の結果から言いますと、このハンドドライヤがある空中に浮遊している細菌の量を測定したところ、ペーパータオルの場合よりも温風ドライヤーのほうが、周囲の細菌量が多くなっていた。最も悪い結果だったのはジェットエアドライヤーで、周囲の浮遊菌量は温風ドライヤーの4.5倍、ペーパータオルの27倍だったとのことです。つまり、「公衆トイレでハンドドライヤーを使って手を乾かすと、知らないうちに細菌を拡散している可能性がある。また、他人の手の細菌をあびている可能性もある。この研究結果は、疾患や病気を媒介しうる細菌がどのように広がるかを理解するうえで重要だ」と言われています。この研究結果は「Journal of Hospital Infection」2014年11月20日号に掲載され、仏リヨンで開催されたヘルスケア感染学会(HIS)国際会議でも発表されていました。(HealthDay News 11月21日)

つまり、このようなドライヤは暖かくてしかも湿気があるので細菌が繁殖するには最適な状況にあるのです。しかも、普通に簡単に手洗いしただけではなかなか手についた細菌を完全に覗くことは出来ず、したがってそのような手からム滴り落ちた水滴には細菌がかなりあるのです。

しかも興味深いのは、別な調査によると男子トイレのハンドドライヤーでは,黄色ブドウ球菌やCNSなど皮膚常在菌が主体を占めたのに対し,女子トイレではモルガネラ属,クレブシエラ属,エンテロバクター属などの腸内常在細菌が多く,皮膚常在菌の生菌数は有意に少なかったとなっています。

以上よりハンドドライヤーに貯留する水は,他の接触部位より汚染されている可能性が推定され.手洗い後はハンドドライヤーの受け皿に触れぬよう注意が必要であり,水滴の飛散には何らかの対策が必要な可能性があるとのことです。

このような結果を考慮すると一番清潔な手拭はやはり自分が持っているハンカチを使うことかも知れません。そして自分のハンカチは頻繁に洗うことが必要なのです。

つまり、トイレなどで通常の手洗いしては意外と手は綺麗にならないということを再認識する必要はあります。たとえ、とことんまで手を洗剤で洗って細菌学的に綺麗にしてもトイレのドアの取っ手には触るわけでそこはまた別な意味での細菌の溜り場なのです。しかし、通常の状態ではそれほど気にしなくとも良いかもしれませんが、わざわざ細菌による汚染の可能性を知りながらハンドドライヤーを使うかどうかは個人の心理的な問題であり、直接何らかの病気が移るというわけではないのです。まぁ、この際に日本人が持っているハンカチの効用を見直すという意味では上記の情報は何らかの役に発つのかもしれません。

2014年12月 1日 (月)

間違った医薬品情報(2) グルコサミン、コンドロイチン製剤

最近の研究報告では「グルコサミン、コンドロイチン製剤」は全く効果が無いことが示されています。その論文は以下のようになっています。

Primary source: Arthritis & Rheumatology
Source reference: Yang S, et al "Effects of glucosamine and chondroitin on treating knee osteoarthritis: an analysis with marginal structural models" Arthritis Rheumatol 2014; DOI: 10.1002/art.38932.

このような研究報告が発表される以前からもそのような製剤の有効性に関しては多くの疑義がもたらされていました。つまり、このような製剤を服用しても実際に疾患患部の軟骨成分などの補強には殆ど関与していないことが指摘されていたのです。

実際にこのような製剤を発売している会社にグルコサミン、コンドロイチン製剤を経口投与して何パセントの有効成分が疾患患部に到達するのかという基本的なデ-タは無いのです。

このような健康サプリメントに関する情報はいろいろとあり、時として新聞に一面を使った広告が散見されます。そこにはそれらのサプリメントを服用して関節機能が良くなったといった体験記が記載されています。その真否は不明ですが、仮にそのようなサプリメントを服用して調子がよくなったとしても本当にそのサプリメントが効いたのかどうか不明なのです。特に人間の機能の回復は時として自然に現れることがあるからです。

とくに健康サプリメントのような場合には厳密な臨床試験の結果からその効果が判断されているのではなく、現象論的に関節などの機能の障害が起こるのはグルコサミン、コンドロイチンなどか局所に消滅しているのでそれを補充すれば治るのですよ、という短絡的な発想から作られているのです。極言すると、バケツに水を満たしても穴が開いてしまっていてはバケツに水はいつまでたっても溜まらず、どんどん減っていきます。したがって、上から水を補充すればよいのですよ、忠告するようなもので、肝心の穴をふさがなければいくら上から水を補充してもバケツには水は溜まらないのです。これと似たような理論構成で「グルコサミン、コンドロイチン製剤」は宣伝されているのです。

追加(2015 Jan)
もっとも、最近の情報ではこのような合剤の効果があるとの総説もありますので、問題は複雑です。

http://www.medpagetoday.com/Rheumatology/Arthritis/49649?xid=nl_mpt_DHE_2015-01-22&utm_content=&utm_medium=email&utm_campaig

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