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2014年9月の記事

2014年9月25日 (木)

私の架空発明 (21) 車のカメラの常時作動

私の架空発明 (20)

最近の車に掲載されているいろいろな機械の性能はかなり向上しています。
例えば、バックするときに警音による音感で安全領域を知らせる方式とカメラで視覚により知らせる方式とがありますが、視覚による方式のほうが効果が大きいと思うのです。

そこで考えたのですが、視覚による方式ではカーナビと同じで、見なければ運転には影響が無いのです。そこで考えたのですが、このカメラによる方式をスイッチひとつで常に作動するようには出来ないものでしょうか。そのようにすることが出来れば後続の車の位置とか、停止時に車の後ろを通る人もみえることが出来ます。もちろん、バックミラーでも見ることは出来ますが、カメラ方式のほうがより広範囲にみることが出来るのです。

まあ、遊び心の感覚になるかもしれませんが、安全運転という観点からは意味があると思うのですが・・・・。これは発明の範疇には入らず単なる改造になるのですが、意義はあるのではないでしょうか。

しかし、このことを自動車メ-カ-、三菱に提案しても、帰ってくる返事は以下のような常套句でした。
「お問合せいただきました内容ですが、残念ながらそのような機能は設定されておりません。今後の安全法規の動向にもよりますが、将来的には各メーカーでそのような機能のカメラの開発も検討されていくのではないと思われます。 」

追加(2016 August)
最近の報道で、ドイツで試乗した「ミラーなしの車」のすごさクルマがカメラで“見ている”ものをドライバーも同時に見る」とありましたが、バックミラ-カメラを経験している人にはそのすごさはわかるのですが、現時点ではバック用の警告ブザがほとんど、カメラが付いている車は殆ど見かけません。

2014年9月24日 (水)

医学関連論文の撤回は近年増加している (不正論文)

医学関連論文の撤回は近年増加している

最近の話題のひとつにSTAP細胞実験があり、これに関連した記事には「コピペ」なる
省略語が頻繁に使われていました。このコピペはcopy & pasteのカタカナ表記を省略
したもので、使われている話題にまったく関心のない人にはうっかりすると何の省略
語か分からないこともあります。

でも、この省略語自体は文字通り、ある記述をコピ-して、そのままの文章を自分の
文章に書き入れる(paste)ことであり、たんなる機械的な「転用」になるわけです。
例えば、ある人の詩を「引用」して、この詩にたいする感想を書く場合には文字通
り、コピペになるので、まったく悪意はなく、「悪用」とか「盗用」ではないので
す。

しかし、今回のSTAP細胞問題に関しては、引用原著論文の表記が無く、あたかも自分
の表現、考えのような意味で使われていたので、単なる「引用」ではなく「盗用」あ
るいは「悪用」に該当するのですが、なぜか「コピペ」なるカタカナ表記がもっぱら
使われています。それにしてもこのコピペなる表現を考えた人は頭がいいですね。確
かに、日本語には引用、誤用、曲用、展用、借用、運用、援用、移用、乱用などきわ
めて紛らわしい表現が沢山あり、また勝手に造語することも出来るのです。

おそらく「悪用」、「盗用」と断定するには強すぎるし、かといって「引用」では
まったくの悪意が感じられないので、なんとなく意味不明瞭な「コピぺ」とカタカナ
表記にしたのかも知れません。日本語表記だと断定的になってしまうと理解している
のかもしれません。

このようにある雑誌に論文を投稿し、その後になってその論文を撤回するということ
はあまり珍しいことではないようです。たまたま、古い資料を整理していましたら、
過去に医学関連の論文撤回された統計の新聞記事があり、そこに図表がありました。
その論文撤回の理由について、詳細な表は以下の記事から読み取ることが出来ます。
http://www.marc-daniel.ch/dadabik/uploads/nzzamsonntag_betruegenmenschlich.p
df  


この記事に記載されてあるデータでは年代順に1977-1981, 1982-1986, 1987-1991,
1992-1996, 1997-2001, 2002-2006, 2007-2011年の区分けで、それぞれの項目には
「悪用または悪用の可能性」「不注意による間違い」「盗用」「二重投稿」と区分さ
れていて、たとえば「盗用」例で、最初の1977-1981年から1992年代まではほとんど
無かったのが、2002-2006年から30件台になりになり、最後の2007-2011年には約150
件に上昇しています。また、最後の2007-2011年台には二重投稿も200件台に増加して
います。

このような統計を見ると他人の論文の悪用とか盗用は時代とともにどんどん増えてい
るようです。なお、この表に使われている「悪用」(Faelschung)と「盗用」
(Plagiate)の解釈ですが、いずれもネガティブな意味合いは強いのですが、正確な定
義についての解説はありませんでした。ですから、今回話題になっているSTAP細胞に
関連したコピペは「盗用」に該当するのかもしれません。でも、もしかしたら小保方さんは最初から意識的に他の論文を盗用する意思はなかったのかも知れません。つまり、結果的には盗用になったのかも知れません。こればかりは本当のことは分からないでしょう。

でも、似たような無意識的な引用、盗用は良く探せば至る所にあるのです。通常の記事とか、論説などにはそのような例は普通なのですが、医学論文のように雑誌に発表されるとなるとその取り扱いが厳密になるのです。。

「捕鯨へカレーな応援」の愚挙

「捕鯨へカレーな応援」の愚挙

「捕鯨へカレーな応援」との表題で、二階堂総務会長をはじめとした自民党の大物が食堂メニュに鯨肉を採用したことが新聞で報道されていましました。

でも考えたらこれほどの短絡的な発想での愚挙はまことに恥ずかしい限りです。これが世界に報道されれば、やはり日本は鯨を食べる目的で捕鯨をしているのであって、科学的な調査捕鯨などと騒いでいるが、やはり食肉として鯨を食べるために捕っているたけなのだと理解されてもいたし方が無いのです。

こんな簡単な道理がどうして日本の政治家には分からないのでしょうか。日本の捕鯨は調査捕鯨が目的であり、その結果として捕獲された鯨を処分するに際し、食用に回しているのだとの解釈が出来ないのはナゼなのでしょうか。

そもそも日本がいくら調査捕鯨だと騒いでも、せいぜい鯨の頭数くらいしか公表していないので、これでは世界が納得するわけが無いのです。もっと、科学的な調査の結果を世界的に発信すべきなのですが、少なくとも一般紙に報道される範囲内ではその科学的な成果はまったく公表されていません。

これではいくら声を高くして調査捕鯨だと騒いでも世界が納得するわけがないのです。

更に最悪なのは南極での捕鯨問題が国際司法裁判所に持ち込まれ、その判決では日本の南極での捕鯨は違法となって居たのですが、当時の日本はこの判決を完全に無視していたのです。このような事実については日本の政治家やメデイアは殆ど関心を払わす、無視していましたが、中国の南シナ海での問題で、フィリッピンが提訴したことに関してこの国際司法裁判所が中国の行為は国際法違反との判決を出しているのにも係わらず中国は完全に無視しているのと全く同じことを日本がしているのです。しかしねこの矛盾に関しては日本の政治家やマスコミは全く知らん顔をしているのです。

2014年9月19日 (金)

タミフルによる幼児の死亡症例

タミフルによる幼児の死亡症例

最近の新聞報道によると、インフルエンザ治療薬「タミフル」を服用した翌日に死亡した男児=当時(2)=の遺族が、副作用による突然死だったとして遺族一時金支給などを求めた訴訟の判決で東京地裁は18日、死亡との因果関係を認めず、請求を棄却した、とされています。 増田稔裁判長は判決理由で「薬と突然死との関係は不明で、副作用ではなくインフルエンザ脳症で死亡した可能性が高い」と指摘した。 男児の父親(39)は判決後、「納得できない。これからも闘っていく」と控訴する意向を明らかにした。原告側弁護士によると、名古屋、大阪地裁でも同種訴訟が起こされているという。(共同通信)【 2014年09月18日】

でもこの判決は完全な間違いです。もっとも、この裁判所は副作用救済基金がこの症例に対して因果関係はないものとして、救済金支払いを認めていないことを根拠にしているのです。

この基金の判決は完全な間違いなのです。その理由は以下のとおりです。

①この突然死はタミフルとの因果関係を「完全に否定できない」(can not be excluded)の範疇に属するもので「因果関係なし」ではないのです。このような考えはファルマコビジランスに関与している者にとっては常識なのです。こと副作用に関しては疑わしきは取り入れるのが鉄則で、刑法の場合とはまったく逆なのです。

②このような幼児の突然死に関しては類似症例が多数報告されている。しかも詳細な症例検討がなされており、タミフルとの因果関係はかなり強いのです。

③基金は少なくとも可能性を否定出来ない症例に対しては救済金を支払うべきであり、それが基金の設立理由・目的なのです。さらに、このような「否定できない症例」に対して支払われた救済基金は最終的にはタミフルの販売企業に請求が行く仕組みになっており、基金は一銭も損はしないのです。この基金は各製薬企業からの拠出金によって運営されており、患者への支払いに関しての救済金は基金からの出費にはならないからです。


確かに、救済基金は救済金を企業からもらっているので、なるべく負担を書けないようにとの心理的配慮があるかも知れませんが、これは完全な誤りなのです。

2014年9月17日 (水)

朝日新聞の謝罪と海外日本人の立場

朝日新聞の謝罪と海外日本人の立場

このところ朝日新聞の慰安婦問題と吉田調書に関連してそれぞれの内容に誤報があったとして朝日新聞が大々的に謝罪し、それにたいする反響がいろいろと報道されています。

しかし、この問題、とくに慰安婦問題、は日本国内だけの問題と一般の人は簡単に受け止めているのではないでしょうか。つまり、日本で生活している日本人にとっては極端に言って、議員の暴言に関して当の議員が後になって謝罪しているのと似たような認識しかないのではないでしょうか。確かに、過去一連の朝日新聞の誤報は国外への影響が計り知れないものなのですが、日本に居住している限りにおいては誤報、謝罪といった日常茶判事的な感覚でしか理解していないのではないでしょうか。つまり、そこには一般人自身への直接な影響を感じないからです。

ところが、海外に居住している日本人にとっては過去の朝日新聞の誤報に関連した出来事が沢山あり、場合によっては計り知れないものがあるのです。その典型例はアメリカの一部の州での慰安婦像の設置があり、その都市に住んでいる日本人にたいしては直接、間接に大きな悪影響を与えており、きわめて困惑な環境下に置かれているのです。ましてや、今回の謝罪の対象となっていない南京虐殺報道も誤報であり、南京に住む日本人には耐えられない存在なのです。

つまり、単なる誤報でしたので謝罪します、では済まされない状況に多くの海外居住日本人が直面しているのです。もちろん、それ以上に中国、韓国は過去の朝日新聞の報道を根拠にして反日、嫌日に邁進しているので、謝罪したからといってすべてが解決することは不可能なのです。このことは例えば、国宝の宝物を壊してしまってから、どうも済みませんでした、ですべてが解決するとはならないのと合い似ているのです。それこそ、覆水盆に帰らず、なのです。

それにしても今回の朝日新聞社の謝罪はたんなるジェスチャーにしか映らないと考えられます。本当に朝日新聞が心から謝罪するのなら、さらに一歩進めて中国と韓国に対して実のある現実的な謝罪を何らかの形で実行する必要があるのですが、そのような気配は毛頭見られません。さらに、朝日新聞社内でこのような過去の誤報がなぜ起こったのか、そしてその対策として今回どのようなことが社内で議論され、実行計画がなされているのかとの報道はまったく無いのが不思議です。ただ単に「痛恨の至り」でしたでは済まされないのです。

2014年9月 6日 (土)

珍説 (4) なぜ症状、障害は片側性なのか

病気になるといろいろなところに障害、痛み、などが発生するのですが、両側性の臓器の場合には不思議に片側の臓器のみが障害を受けるようです。

例えば、目の疾患では絶対といってよいくらい両眼が同時に悪くなることは無いのです。例えば、眼底出血などでは必ず片側だけなのです。これは眼科医が保証しています。もっとも、視力低下は必ずしもそうではないようですが、視力低下は疾患というよりは老化現象であり、筋力低価と似たようなものなので必ず片側とはならないのでしょう。

そのほかにも膝が痛くなるような場合でも両膝が同時に痛くなることはめったに無いのです。つまり、対象性の臓器に障害をもたらされる場合には両方の臓器が同時に悪くなることはほとんど無いようなのです。

考えてみれば不思議ですが、もしかしたら身体にそのような調節機能があるのかもしれません。つまり、身体には防御機能が存在し、かならず一方の臓器を守るのかもしれません。

ただそのような疾患が外因によって引き起こされる場合には両側同時に障害が出るのかもしれません。その典型例は喫煙による肺障害かも知れません。そのほかにも副作用によるとょうが意の場合にはこの逆に必ず両側性に発言します。

2014年9月 5日 (金)

新聞広告の読み方 (1)

新聞広告の読み方 (1)

毎日の新聞紙面には大きな広告記事がたくさん目につきます。それらが広告であることは承知していても実際に自分に直接関係、あるいは関心があるような場合には特に無意識的に広告であることを忘れがちになり、そこに書かれてあることを信じてしまうのです。もっともそれが広告の大きな役割かもしれません。

1) 書籍の販売部数の理解
  ベストセラ-の本の広告に80万部、90万部等の数字が大きく目につきますが、良く見ると「突破」となっているのですが、チラッと読んだだけでは「へぇ、そんなに売れているの」と早とちりしかねません。でもそのような広告には絶対に「完売」とは書いてはなく、せいぜい「増刷」くらいが最大の表現のようです。でも、よく考えれば増刷したからすべてが売れているとは限らないのですが、そのような広告を目にすれば誰でも売れているものと無意識に理解してしまいます。更に意外と意識していないことの一つに本の書店における流通機構への理解なのです。意外と知られていないことは仮にそのような数の本が印刷、増刷されても本屋には一定の期間展示されますが、ある期間を過ぎるとその時点で売れていない本は場合によっては出版元に返却されてしまうのです。もちろん仕入れのときにかかった費用は出版社が書店に払い戻しするようです。

  したがって、広告にそのような膨大な数字が並べてあっても実際にそれだけ売れたわけではないのです。だからと言ってそのような広告を誇大広告とは断定できないのです。そこにはそれだけ売れています、とは絶対に謳っていないのです。「突破」とか「増刷」では誇大広告にはならないのです。
  一昨年に出版された私の本は1200部印刷ですが、仮にその本の宣伝に「1200部突破」、「1200部増刷」と書いてもそれだけ売れているわけではないのです。

2) クスリの広告
  よく目につく新聞広告にいろいろなクスリの宣伝があります。たとえば、コンドロイチンの宣伝広告が場合によっては新聞の一面全部を飾ることがあります。

変形性脊椎関節症による慢性腰痛患者の症状や機能に対する、グルコサミン経口投与の効果を確認するシステマティックレビューを、英国・イーストアングリア大学のReena Sodha氏らが行ったところ、既存の報告では、データが不十分かつ研究の質が低いため、慢性腰痛患者に対し経口グルコサミンは臨床的に有用であるともないとも証明できなかった。つまり、 Medline、AMED、CINHAL、Cochrane LibraryおよびEMBASEにて、2011年3月までに発表された無作為化比較試験の論文ならびに参考論文を検索した。灰色文献(the grey literature)についてもOpenSIGLEで検索されていた。
 コクラン腰痛レビューグループの評価項目を1つ以上用いて評価した試験で、12週以上の腰痛を有する18歳以上の患者を対象とし、変形性脊椎関節症の画像所見の変化についても記載がある試験を適格とした。 検索にて同定された148件のうち、3件の無作為化比較試験(309例)がレビューに組み込まれた。主な結果は以下のとおり。
・3件すべての試験において、ローランド-・モリス障害質問票スコア(RMDQ)に変化はなく、機能に対するグルコサミンの効果は認められなかった。
・バイアスリスクが高いと判定された1件の試験では、グルコサミン投与により疼痛スコアが有意に改善したが、2件の試験はグルコサミン投与群と対照群とで差はみられなかった。
The use of glucosamine for chronic low back pain: a systematic review of randomised control trials.
BMJ open. 2013;3(6); doi: 10.1136/bmjopen-2012-001167.

 このような専門的な解析以上に、誰でも理解できることはコンドロイチンを服用しても肝心の腰部とか関節の問題部分にその成分が到着するかという問題がどこにも触れていないのです。つまり、服用してもそれが完全にすべて吸収され、コンドロイチンを必要としている患部に到達するとは限らないのです。このようなクスリの宣伝ではある部分の成分が減少して障害を起こしているから、その成分を補給すればすべてがうまくいくと結論しているのです。

3) 英会話術の広告
日本ほど英語の学習にかんする本や講座が盛んな国はないのではないでしょうか。さらに毎日の新聞広告に英語学習に関する宣伝、広告が載らない日はないといっても過言ではありません。ともかくそのような本や講座はいつも多くのの人が飛びつくからです。これほどうまい商売の種は他に類を見ないのではないでしょうか。確かにそのような宣伝広告を信じて、実施すればある程度の人は成功するかも知れません。しかし、その確率はきわめて低いのです。そしてよく注意してそれらの広告を見ると成功者として新聞広告に載っている人物はほとんどが女性なのです。女性はよくしゃべるので、すこしの努力でも割りに楽に上達するのです。

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